こんにちは、なくまるです!
「転職をきっかけに、東京で新しい暮らしを始めようかな」
そんなふうに思っている方も、多いのではないでしょうか?
でも、知らない街での一人暮らしって、わくわくする反面、不安もありますよね。
「どのエリアに住めば通勤がラクかな?」「家賃って実際どれくらいかかるの?」「一人暮らし、やっていけるかな…」
そんな疑問や心配に、不動産のプロ目線でお応えします。
この記事では、東京での住まい選びのコツや、暮らしやすさを重視したエリアの選び方、生活費のリアルまで、わかりやすくお伝えしていきます。
東京での新生活を前向きにスタートするためのヒントになれば嬉しいです。
転職×上京でよくある悩み
- どこに住めばいいかわからない
- 東京の家賃が高そうで不安
- 通勤時間や乗り換えが複雑そう
- 一人暮らしの生活費が未知数
- 転職活動と上京どっちが先がいいんだろう
転職と上京が重なると、不安も一気に膨らみますよね。
「どこに住めばいいのか」「家賃はどれくらい?」「通勤って大変そう…」など、私自身も転職をきっかけに東京に引っ越したとき、まったく同じ悩みを抱えていました。
この記事では、そんな実体験も交えながら、不安を一つひとつ整理し、どう解決していけばいいのかを一緒に見ていきましょう。
住むエリアの選び方
会社の場所から通勤時間をシミュレーション
まず最初に、会社までの通勤時間を考慮することが大切です。通勤が長すぎるとストレスが溜まることも。
駅から職場までの時間や、乗り換えの回数など、なるべくスムーズな通勤経路をシミュレーションしてみましょう。
私の場合は、慣れない土地での通勤は想像以上にストレスになると感じたので、職場まで電車に乗っている時間は15~20分以内、乗り換えなしという条件で探しました。
朝の混雑や迷いやすい乗り換えを避けられたことで、毎日がだいぶラクになりました。
「家賃」「治安」「利便性」どれを優先するか決める
東京での物件選びは、すべてを完璧に叶えるのがなかなか難しいもの。
だからこそ、自分にとって「これだけは外せない!」という優先順位を決めることが大切です。
ちなみに私は、利便性を第一優先、次に家賃、最後に治安という順で選びました。
治安も良いに越したことはないですが、「悪すぎなければOK」というスタンスで、飲み屋街など夜に騒がしくなりやすいエリアは外す程度に。
その結果、駅近で生活に便利な場所にありつつ、家賃も許容範囲の、理想に近い物件に巡り会えました。
東京のざっくりエリア特徴をチェック!
東京といっても、エリアや沿線によって雰囲気も家賃も大きく変わります。
まずはざっくり、特徴をおさえておくと物件探しがスムーズになりますよ。
中央線・丸の内線・山手線エリア
都内の中心部を走る人気の沿線で、アクセスは抜群!そのぶん家賃は高め。
便利さ重視の人にはぴったりですが、地方からの上京だと「ちょっとハードルが高い」と感じることも。
西武新宿線・西武池袋線・東武東上線
都心から少し離れた住宅街が多く、家賃は比較的リーズナブル。
通勤時間が許容できるなら、家賃を抑えたい人にはおすすめです。
東京メトロ副都心線・有楽町線
アクセス良好で乗り換えも便利。
それでいて家賃が高すぎないエリアも多く、バランス重視派に人気です。
治安を重視したい人は要チェック
あくまで傾向ですが、足立区・赤羽・新宿・上野あたりは避ける人が多い印象があります。
一方で、文京区・練馬区・杉並区・世田谷区などは、治安がよくファミリー層にも人気の高いエリア。
落ち着いた雰囲気で、はじめての一人暮らしにもおすすめです。
実体験からわかる!東京一人暮らしのリアルな生活費
上京後の生活で、やっぱり気になるのは「毎月どれくらいかかるの?」というお金の話。
ここでは、私が実際に一人暮らしをしていたときのリアルな生活費をご紹介します。
新社会人の頃と、少し収入が上がった20代後半とで、どんな違いがあったかもあわせてお伝えしますね。
新社会人の頃
手取り:20万円
生活費の内訳(目標:15万円以内)
- 家賃:5万円
- 食費:2〜3万円
- 光熱費(水道・電気・ガス):1〜1.5万円
- 通信費(スマホ・ネット):8,000円
- 交際費:3万円
- 日用品・雑費:1万円
▶︎ 節約のポイントは「自炊」と「固定費を抑えること」。
とにかく家賃を抑えて、固定費を軽くするのが大事でした。
たまに飲みに行くことはあっても、基本はお弁当持参で頑張ってました!
20代後半
手取り:30万円
生活費の内訳(目標:20万円以内)
- 家賃:8.5万円
- 食費:3万円
- 光熱費:1.5万円
- 通信費:1万円
- 交際費:3〜5万円
- 日用品・雑費:1万円
▶︎ 少しゆとりが出て、住む場所や食事の質にこだわれるように。
自炊はしつつも、平日に外食することも増えて、ライフスタイルが変化していきました。
とはいえ、無駄遣いはしないように、固定費の見直しはこまめに続けてました。
上京と転職、どっちを先にすればいい?
「上京してから転職活動を始めようと思っているのですが…」
これは、部屋探しの問い合わせで本当によくいただくご相談のひとつです。
初めての上京だと、仕事と住まい、どちらを先に決めるべきなのか迷ってしまいますよね。
でも、不動産屋の立場から正直にお伝えすると、「転職先が未定=無職扱い」となってしまい、お部屋の審査が通りづらくなるケースがほとんどなんです。
中には、預金残高などで審査をしてくれる物件もありますが、かなり少数派。
そのため、結論としては「転職先を決めてから家探しを始める」方が、スムーズに物件が見つかります。
ちなみに、内定通知書や雇用条件通知書があれば、勤務前でも審査が通るケースもあります。
事前に準備しておけば、引越しまでのスケジュールも立てやすくなりますよ。
仕事が決まっていないけど、上京したい…そんな方には「シェアハウス」という選択肢も
転職先がまだ決まっていない、引っ越し後に落ち着いてから仕事を探したい。
そんな方には、シェアハウスの利用をおすすめしています。
シェアハウスは、一般的な賃貸と比べて審査が比較的ゆるやかで、転職活動中でも預貯金があれば入居可能なケースも多くあります。
住人のバックグラウンドも多様で、留学生やフリーランスの方、収入が不安定な人も暮らしている環境なので、挑戦しやすいんです。
私自身も以前、シェアハウスに住んでいたことがあります。
格安でアクセスのいいエリアに住めたのがとても助かりましたし、「とりあえず東京での生活に慣れたい」という時期には本当にちょうどよかったです。
仕事が落ち着くまでの数ヶ月だけ利用するというのも、十分ありな選択肢だと思います。

まとめ|東京での新しい一歩、応援しています
転職と上京が重なると、不安や悩みもたくさんあると思います。
どこに住めばいいのか、通勤はどうなるのか、生活費は足りるのか…
実際に私も同じように悩みながら、東京での暮らしをスタートさせました。
でも、ひとつひとつ整理していけば、必ず自分に合った暮らし方が見つかります。
この記事が、その一歩を踏み出すためのヒントになれたら嬉しいです。
不動産のプロとして、そして一人の経験者として、あなたの新しい挑戦を心から応援しています!