こんにちは、なくまるです!

「貯金しなきゃ」と思っても、節約ばかりで毎日が窮屈になるのは本末転倒。

無理なく、でもちゃんと貯金できる暮らしって、どうやって実現できるんだろう?

「節約しなきゃって思うけど、我慢ばかりはつらい…」「お金のことは気になるけど、楽しみも大切にしたい」

そんなふうに感じていませんか?

お金のことって、誰かと比べにくいし、かといって人に相談もしづらい。

だからこそ、自分なりの「お金との付き合い方」を持つことが、暮らしの安心感につながるんだと思います。

今回は、昔からお金に対する意識が強かった私の経験をもとに、20代で無理なく貯金を続けられた理由や、今の考え方についてお話ししていきます。

ぜひ最後まで読んでいってください。

私のお金事情。貯金を意識するようになった理由

もともと私の家庭は、お金に余裕がある方ではありませんでした。

その影響もあり、自然と「お金の大切さ」を人一倍感じながら育ったと思います。

20代に入ってからは「お金の余裕は、心の余裕」と思っていて、毎月5万円は貯金したいと目標を立てて頑張っていました。

とはいえ、全く使わないわけではありません。

私は“モノ”より“経験”にお金を使いたくて、旅行には惜しまず使っていました。

今思えば、これは本当に良かったなと思っています。

無理しない節約ルール|固定費を見直すだけでもOK

節約と聞くと「我慢」や「ケチケチした生活」のように思うかもしれませんが、私の場合は、“無理しない”が節約のコツでした。

中でも簡単なのが、固定費を抑えること

たとえば家賃は、収入の3割以下に収まるような物件を選ぶようにしていました。毎月出ていく金額だからこそ、ここを抑えるだけでぐっと余裕が生まれます。

通信費も、格安SIMに変えたり電気ガスを携帯キャリアのセット割にしたりして、月数千円の節約に。

それから、自分のお小遣いは月2万と決めることで、考えてお金を使う癖がつきました。

節約しすぎず楽しむ工夫|メリハリが大事

ただし、「とにかく節約!」になりすぎると、生活が味気なくなってしまうんですよね。

私の場合、旅行や体験にはお金を使うと決めて、そこは我慢しませんでした。

日々の生活では必要最低限の買い物だけにして、洋服も清潔感重視のプチプラでOK

でも、友人と会う食事や、ちょっとした旅行には惜しまずお金を使っていました。

特に20代の時間って、人生の中でもすごく大事な期間

よく「20代の経験が人生をつくる」とか、「今しかできないことをやれ」と言われますが、本当にその通りだなと思っています。

だからこそ、私は物より“体験”にお金を使うことを大切にしてきました

無理のない範囲で節約を意識しつつも、「これは今の自分にとって価値がある」と思えることには、きちんとお金を使う。

そんな風に自分なりの基準を持つことが、長く続けられる節約のコツなのかもしれません。

思考の変化|貯金から“投資”へ

20代の頃は「まずは貯金!」という気持ちが強くて、毎月5万円以上は貯めたいと思ってコツコツ頑張っていました。

実際に通帳の金額が増えていくと、それだけで安心できたし、お金があるという事実が心の支えにもなっていたと思います。

でも、30代に入り、少しずつ「貯める」だけでなく「お金をどう使うか」「どう増やすか」という視点も持つようになりました。

そんな私が投資を始めたのは、20代後半になってから。

正直、それまでは「投資って本当にお金が増えるの?」というイメージしか持てていませんでした。

やっぱりお金が減ることが怖かったし、自分でしっかり納得しないと投資にお金を回せなかったんです

なので、最初は本当に少額からスタート。

それでも投資特有の“上がったり下がったり”に慣れるまでには、2年くらいかかりました。

でも、その時間を経てようやく「お金に働いてもらう」という感覚を少しずつ掴めるように。

今では、「貯金も大事。でも、貯めるだけじゃなくて、少しずつでも投資をして効率よく増やす視点も必要だな」と思えるようになりました。

今は、私が始めた頃よりも国が投資を推奨している流れもあって、投資にチャレンジする人は増えていますよね。

でも、周りがやっているから…という理由だけで始めるより、自分の中で「やってみよう」と納得してから取り組んだ方が、きっと長く続けられます。

焦らなくても大丈夫。

投資は人それぞれのペースでいいし、貯金と同じように“自分なりの理由”を持って始めることが大切だと感じています。

まとめ|自分なりの「心地いいお金との付き合い方」を

20代の私は、「今しかできないこと」と「未来の安心」のバランスをとることに必死でした。

必要最低限の生活を大事にしながらも、旅行や経験には惜しまず使っていたことは、今でもよかったなと思っています。

そして、ただ貯めるだけでなく、自分のペースで少しずつ投資にチャレンジしたことも、結果的には自分らしい選択でした。

節約も、貯金も、投資も――

どれも「誰かと比べず、自分が納得できるやり方」でやるのが一番長続きするし、暮らしの中でストレスにならない気がしています。

これからも、心地よい暮らしと、ちょっと先の安心のために。

無理せず、自分に合ったお金との付き合い方を見つけていけたらいいですね。